図書館創設の経緯
きっかけは「文章作りに役立てる本を仕入れなさい」という社長の一言でした。会葬礼状の文章には見習うべき手本などありませんが、自分自身の視野を広げ、創造力を高めることで言葉を磨くことはできます。本はそのための肥料。ジャンルにとらわれない様々な本を読んで、知識を深め、語彙力を鍛え、感受性を豊かにし、もっとご遺族に喜ばれるお礼状を作りたいという願いから、マコセの図書室は生まれたのです。
最初は旧ビルの小さな休憩室に本棚がひとつ置かれていただけでしたが、新ビルに移った現在はゆったりくつろげる空間になりました。昼食を終えると、思い思いのソファに腰掛け読書に没頭する社員の姿が…。毎月リクエストを募って入荷する本は多種多様です。評論書もあれば小説もあり、分厚い辞書が入ってきたと思えば気持ちの和む絵本がお目見えしたり、色とりどりの背表紙が本棚をにぎやかに彩っています。
さて、次はどんな本が私達の仲間入りをするでしょうか?