エンディング産業展2016にてセミナー講師を務めさせていただきました。


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昨年12月に第一回が開催されたエンディング産業展(ENDEX)。

超高齢化社会を迎え、葬儀や埋葬に関連する業界は年々拡大しておりますが

「このまま」で本当にいいのでしょうか?

私たちは直接ご遺族と接する機会はありませんが、お電話で

ご遺族の様々なお話や想いを伺うことができます。

「家族葬」と一口に言っても、本当に親族だけで見送りたい方から

宗教色を減らし、仲のいい人たちだけでしっかり見送りたいと考えている方。

自分たちのやりかたで自由に見送りたいと考えている方。

100人いれば100種類の「家族葬」があるくらい、様々なイメージをもっていらっしゃいます。

事実、家族葬用の会館で参列者が400名を超えるほどの大きなものになって

しまったというお話を伺ったこともあります。

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最近は「死」をタブー視するのではなく、皆に平等に訪れるものとして受けとめ、考え…。

個人が自らのエンディングに対して高い関心を示すようになってきました。

そもそも、人が亡くなったらご葬儀はご自宅で挙げることが多かったはずです。

それが時代の流れと共に会館葬が圧倒的に多くなってきたように、これから

葬儀のかたちもまだまだ変化していくのだと思います。

しかし時代が変わっても、いくら形式が変わったとしても、決して変わらないものも

あると思います。

葬儀とは、人生の最期のお式、セレモニー。

そしてご家族…見送る側が、故人に対してしてあげられる「さいご」のこと。

そう考えたら「これでいいや」なんてお式、あり得ないと思うのです。

今回もセミナー講師として依頼を受け、台風が直撃する中どうなることかという不安も

ありましたが、無事に参加してまいりました。

昨年は会場の隅、パーティションで区切られた空間でマコセの想いをお伝えしましたが

今年は少し大きな部屋がセミナー会場として用意されていました。

ただし、メイン会場から階段を使って移動しなければならない場所…。

同じ時間帯にいくつもセミナーがかさなっていましたので、いったい何人くらいの人が

集まってくださるのか、去年とはまた違った緊張感がありました。

しかし開始前から参加者の列ができているのが見えて

いざ始まる段階では50席がほぼ埋まり、後ろには立ち見の方もいらっしゃいました。

もし昨年私の話を聞いた方が参加されていたとしても新しい感動をお届けしたいと思い

内容を刷新して臨んだエンディング産業展2016。

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「あなたが思ういいお葬儀とは?」という問いかけからスタートし

マコセがオリジナル礼状を始めたきっかけにつなげ。

実際に私が作った文章の一部をご紹介し、

年間12万件以上ものご家族にお話を伺う中で教えてもらったことや

グリーフについて学んだことで見えてきたもの、分かったこと、

自信を持って仕事に臨めている部分など、限られたお時間の中でしたが

精いっぱい今の自分をぶつけました。

 

色んな所で講演をさせていただく中で、こんなお言葉をいただくことがありました。

「マコセさんのこと、単なる業者だと思っていました」

「こんなに真剣な想いを持ってくださっているんですね」

「安心してご遺族におすすめできます」

今回も、講演終了後にお声をかけていただき、あたたかいお言葉を沢山

頂戴いたしました。そのすべてが、私たちの励みになります。

マコセは立ち止まることなく、全力で走り続けます。

貴重な機会を、素敵なご縁を、ありがとうございました。